今さら聞きにくい⁉ 操作タイプ別ブラインドの正しい使い方
ブラインドを操作するとき、左右が傾いたり、どのコードを引けばいいのかわからず戸惑った経験はありませんか? 間違ったコードを引いて動かなくなったことがある方もいるかもしれません。
ブラインドは、横に付いたコードやポールで操作します。羽根の昇降や角度調整を担い、仕組みはメーカーやタイプによって異なりますが、基本的にはコードを引いて上げる構造です。主な操作方法には、コード&コードタイプ、ループコードタイプ、コード&バトンタイプ(ポール/ロッド)、コードレスタイプの4種類があります。
今回は、ブラインドの基本的な使い方と、それぞれの操作方法について解説します。
type.01 コード&コードタイプ
< 構造 >
2本のコードが付属し、片方がブラインドの昇降、もう片方がスラット(羽根)の角度調整を担当します。
< 昇降 >
昇降用コードを引くとブラインドが上がり、任意の高さで止めるにはコードを斜めに引いてロックします。下げるときはロックを解除し、ゆっくりコードを緩めます。
< 角度調整 >
調光用コードを引くとスラットの角度が変わり、光の入り方を調整できます。左右どちらに引くかでスラットの向きが変わります。
< おすすめ >
最も普及しているタイプで、細かい調整が可能。コードの扱いに慣れていれば、スムーズに使えます。
type.02 ループコードタイプ
< 構造 >
ブラインドの横にループ状のコードが1本付属し、これを操作して昇降と調光を行います。
< 昇降 >
ループコードを一方向に引くとブラインドが上がり、反対方向に引くと下がります。ロック操作が不要で、スムーズな昇降が可能です。
< 角度調整 >
ループコードを少しずつ動かすことでスラットの角度が調整でき、光の入り具合を細かくコントロールできます。
< おすすめ >
大きな窓にも対応しやすく、操作のしやすさや動きがスムーズなため、子どもや高齢者がいる家庭に◎
type.03 コード&バトンタイプ(ポール/ロッド)
< 構造 >
昇降用のコードと、スラットの角度調整用のバトン(ポール/ロッド)が付属しています。
< 昇降 >
コードを引くとブラインドが上がり、任意の高さでコードを斜めに引いてロックします。下げるときはロックを解除し、コードをゆっくり緩めます。
< 角度調整 >
バトン(ポール/ロッド)を回転させることでスラットの角度を調整し、光の入り方をコントロールできます。
< おすすめ >
バトンで調光でき、コードが1本だけなので絡まりにくく安全。キッチン、小窓などに向いています。
type.04 コードレスタイプ
< 構造 >
角度調整用のバトン(ポール/ロッド)のみ付属しています。
< 昇降 >
下部レールを持ち、ゆっくり上げるとブラインドが上がり、下に引くと下がります。途中の高さで手を離せば、その位置で止まります。
< 角度調整 >
バトン(ポール/ロッド)を回転させることでスラットの角度を調整し、光の入り方をコントロールできます。
< おすすめ >
コードがなく見た目がスッキリ。子どもやペットがいる家庭でも安心して使える。モダンな窓辺を演出します。
ブラインドが斜めに? コードの引き方が原因かも!
ブラインドを上げたとき、片側だけが上がって斜めになってしまうことはありませんか?これは、コードの引き方が偏っていることが原因かもしれません。コード&コードタイプやコード&バトンタイプでは、左右のコードを均等に引くことでスムーズに昇降します。しかし、片側だけを強く引くと、バランスが崩れ、ブラインドが斜めになります。
ブラインドを操作するときは、コードをまっすぐ下に引き、両手で均等に力をかけることがポイントです。また、タッセル部をしっかり握りながら引くと、力が均等にかかりやすく、左右の高さが揃いやすくなります。
ブラインドの操作は、タイプごとにちょっとしたコツを押さえるだけで、スムーズに使えるようになります。正しい方法を覚えれば、快適でスタイリッシュな窓辺を簡単に作ることができます。ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、日々のブラインド操作を楽しんでください!