NORMAN
2024.11.19 インテリアスタイル

デザイナーが選ぶウッドシャッター ~日常に非日常の洗練を~

 
  • 大きな掃出し窓を彩るウッドシャッター

日本の住宅では、窓まわりといえばカーテンが一般的。しかし、海外では「ウッドシャッター」が多くの住宅や空間で愛され、特別な洗練と機能性をもたらしています。リゾートホテルや教会などの非日常的な場所はもちろん、一般住宅でも広く使われるこのアイテムは、空間に優雅さと落ち着きを加えるインテリアの隠れた主役です。

今回は、インテリアデザイナーが手掛けた海外の住宅事例をもとに、ウッドシャッターが持つ魅力とその可能性をご紹介します。日常を彩る新しい窓まわりスタイルに触れてみませんか?

異素材の共演が生む調和  ―石と木を紡ぐ解―

空間全体に石材を多用した都会的なこちらの邸宅。壁や床に使用された石材は、重厚感とクールな印象を空間全体に与えています。しかし、石材だけでは冷たい印象になりがちです。そこでデザイナーが目を向けたのは、素材同士の調和でした。

  • 石素材と調和するウッドシャッター

    ウッドシャッター 開き戸タイプ 202 ゴールデンオーク(ステインカラー)

  • 木素材の家具とウッドシャッターが美しいダイニング、リビング、書斎スペース
  • ブラウンのウッドシャッターとウッドブラインド統一感のある空間の写真

「空間に温かみをどう与えるか?」
この問いに対して、デザイナーは大胆にアイアンとモールガラスで仕切りを作り、視線を柔らかく遮りながらもスタイリッシュな雰囲気を加えました。そして、床やテーブルには木の温もりを感じられる素材を選び、空間全体に自然の要素を取り入れました。しかし、もう一つ重要な要素が残されていました。それは「窓まわり」です。

石材の冷たさと木材の温もり、この相反する素材をひとつの空間で違和感なくつなぎ合わせるためにはどうすればよいのか。その答えとしてデザイナーが選んだのが「ウッドシャッター」でした。リビングルームの窓に取り付けられたウッドシャッターは、素材の調和だけでなく、光の表情にも変化をもたらします。

開放感を極めるデザイン ―光と無彩色の美 ―

こちらは、開放感が印象的なリビングを持つ住宅です。大きな窓から注ぎ込む光を主役とした空間づくりを目指し、デザイナーは細部にまでこだわりました。

  • 広いリビングダイニングの大きな窓に取り付けたウッドシャッター

    ウッドシャッター 開き戸タイプ 002 エクストラホワイト(ペイントカラー)

まず、リビングと書斎スペースの間仕切りには透明感のあるガラス素材を採用。これにより、視線を遮らず空間の広がりを演出しています。
さらに重要なポイントは「色彩の調和」です。この空間では、床や壁をはじめ、ソファ、テーブル、キッチンの面材に至るまで、全体を無彩色のトーンでまとめています。特筆すべきは、ただの「純白」ではなく、アイボリーや淡い文様を取り入れることで、温かみのある柔らかな雰囲気を生み出している点です。こうした色選びが、窓から入る光を空間全体に優しく拡散させ、上質な明るさを実現しています。

  • 書斎との間仕切りにガラスを用いていることがわかる写真
  • 純白ではない壁紙と、アイボリーのソファとの調和がとれたウッドシャッター
  • 落ち着きのあるキッチンの小窓に、ウッドシャッターを取り入れた事例
  • テレビ裏の壁紙は高級感のある上質な文様があり、シャッターの陰影を引き立てている

この空間に欠かせない存在となったのが「ウッドシャッター」です。窓からの自然光を自在にコントロールしつつ、シャープでありながら温もりのあるデザインがリビングのアクセントになっています。

ウッドシャッターは、ただの遮光やプライバシー保護を超え、空間に特別な輝きを与える存在です。洗練されたデザインと機能性が融合したこのアイテムが、日常の中で非日常のような特別感を生み出します。あなたの空間にも、デザイン性と実用性を兼ね備えたウッドシャッターで、心地よい変化をもたらしてみてください。

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