ロールスクリーン体験ガイド|コードレスタイプ 編
見た目も操作もスマートに。新しい“コードレス”という選択
ロールスクリーンを選ぶとき、デザイン性と安全性を両立できる操作方式として注目されているのが「コードレスタイプ」。
NORMAN®のロールスクリーンは、従来のプルコード式に比べて操作感がまったく異なり、細やかな光の調整ができるのが特長です。
ショールームでは、実際に触れてその特長を確かめることができます。
プルコード式の仕組みと限界
一般的な「プルコード式」は、スクリーンの下部から垂れるコードを引いて操作します。
生地を上げ下げし、任意の位置で止めると、生地が少し巻き上がって止まります。 また、生地を上げるときは内部のスプリングが働き、自動で上まで跳ね上がる仕組み。
途中で手を添えれば、少し巻き上がって止まります。
つまり、視線の高さや光の量を数mm単位で細かく調整することは難しい。
また、プルコードが垂れ下がるため、見た目の煩雑さや、小さなお子様の絡まり事故のリスクが懸念されます。
大きな窓では操作コードを長く発注することもできますが、その分見た目が不格好になりやすいという課題もあります。
NORMAN® コードレスタイプのこだわり
NORMAN®が開発した「コードレスタイプ」は、プルコードを完全に無くし、スクリーン下部のグリップを手で直接操作する方式です。
最大の特長は、手を離したその位置で止まる“無段階調整”が可能なこと。
従来のような「段階的に止まる」構造ではなく、どの高さでもピタッと止まり、光の量や外からの視線を繊細にコントロールできます。
自動跳ね上げ機能はあえて搭載していません。理由は、誤って上まで跳ね上がる動作を防ぎ、手の感覚で安全かつ静かに操作できるようにするためです。
この“手でとめた位置で止まる”操作精度こそ、NORMAN®がコードレスタイプで最もこだわったポイントです。
国内外で高く評価され、グッドデザイン賞、キッズデザイン賞を受賞しています。
グッドデザイン賞審査員の評価
『片手でクイックに止めたい高さで無段階調整出来るロールスクリーンの機構は画期的。これまでのスプリング式での操作精度の難しさや調整の手間が省かれているとともに、コードレスタイプでは子供などに対する危険性も回避出来ている。また意匠も整理されシンプルにまとめられており、既存のロールスクリーンの在り方を更新する優れた製品である。』
操作方法を動画で確認

安全で美しい窓まわりへ
コードがないことで生まれる安心感とすっきりとしたデザインは、家族みんなにやさしい選択です。
特に小さなお子様やペットのいるご家庭では、安全性の高さが際立ちます。
また、コードレス構造はホコリや絡まりを減らし、日常の掃除・メンテナンスも快適です。
生地で変わる「光」と「印象」
ロールスクリーンの生地を選ぶ際、最もこだわってほしいのが「光の通し方」と「見え方の質感」。
NORMAN® では、用途や空間デザイン、法規制を意識した複数の生地コレクションを揃えています。
ここでは主なカテゴリーごとに、体験すべき“見え方の違い”と、使い分けのポイントを解説します。
ショールームの製品展示や生地サンプルで、ぜひ実際の見え方を確認してください。

採光ナチュラル生地(Natural/Resort系)
特長:自然素材のようなざっくりした質感。ナチュラル/リゾートライクなインテリアにおすすめです。
見え方:昼光が柔らかく拡散し、陰影が適度に残るため「明るくも落ち着いた」印象
- 画像の生地コレクション名は「プーケット」です。

採光デザイン
特長:採光性を確保しつつ、テクスチャや柄を持たせたデザイン性重視タイプ。上品なモダンインテリアにおすすめです。
見え方:織り模様や糸の濃淡が光を通したときに陰影を生み、存在感を持たせる
- 画像の生地コレクション名は「シマ―」です。

一級遮光生地
特長:光をほぼ完全に遮る(遮光率 99.99% 以上)
見え方:外光をほとんど入れず、室内が暗くなるため、夜間プライバシー確保やシアタールーム用途に最適
- 画像の生地コレクション名は「クラリッサ(RD)」です。

採光/遮光 防炎生地
特長:マンションや公共施設の防炎規定に対応
見え方:光を程よく透す採光生地と、光をほぼ完全に遮る(遮光率 99.99% 以上)遮光生地が選択できます
- 画像の生地コレクション名は「ロラボ」です。

レース生地
特長:透過性重視。象徴的なパターン・ストライプ柄・淡いテクスチャで軽やかな演出
見え方:光を通しつつ外視線をやわらげる。昼間は明るく、夜はややシルエットが透ける
- 画像の生地コレクション名は「スカーレット」です。
この他にも、撥水加工を施した「採光耐水生地」もございます。
細部のカスタマイズで空間にフィット

J型バランス
上部機構を同生地で覆い、すっきりとした印象に。

ボトムレール袋縫い
生地と一体化させることで、デザインの完成度が高まります。

逆巻き
標準巻き/逆巻きを選べば、窓ハンドルなどとの干渉を避けられます。
チェックポイント
NORMAN®ストアでぜひ体感していただきたいチェックポイントをご紹介します。
文章では伝わらない当社製品の魅力が分かる展示をご紹介。
設置方法の違いを知る
NORMAN®の窓まわり製品は、開閉動作、スラット / ルーバーの回転動作の障害になる物が無ければ、壁の裏にビスを固定できる木材(木下地)がある場所ならどこでも設置することができます。
木下地の有無とお客様のお好みに合わせて、設置方法を選ぶことができます。NORMAN®ストアでは、代表的な設置方法「窓枠天井付け」と「窓枠正面付け」を実物で確認することができます。
窓枠正面付け
メリット
・窓より大きく覆うことで、光漏れが少なくなる
・窓枠内に障害物がある場合や、十分な木下地が無い場合に最適
・生地を上げ切った時、窓にかからないから開放感がある※
デメリット
・窓枠天井付けよりもかさばる印象がある
- 窓にかからない設置位置と製品サイズの算出が必要です
窓枠天井付け
メリット
・窓枠内にすっきり収まる人気の設置方法
デメリット
・ロールスクリーンの構造上、生地と窓枠の隙間ができやすく、光漏れが生じる
光漏れの原因
【隙間】をチェック
一般的に、ロールスクリーンは構造上、レールよりも生地が短くなります。この差は、窓枠天井付けの際の光漏れの原因になりやすく、注意が必要です。
ご自身の用途に応じて、内付け / 外付けを確認しましょう。
どうしても光漏れが気になる方は、この隙間を埋めた「遮光ガイドレール仕様」の展示もご確認ください。
ロールスクリーン体験ガイド|遮光ガイドレール編
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ブラインドが付けられる窓とは?
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