CSR

NORMAN®の社会的使命 環境にも人にもやさしく

未来に繋げる、
NORMAN® の取り組み

ノーマングループはグローバルカンパニーとして、「単に製品を作ればいい」とは考えていません。自然に配慮した素材調達と製品開発、改善を続けるゼロエミッション工場、さらに途上国における雇用創出・促進などサスティナブル(持続可能)な社会をつくることを使命と考え、あらゆる分野で先進的な取り組みを実施しています。

森を守るFSC認証の樹木と
循環活用

適切な森林管理を認証する「FSC認証」を受けた木材を使用することで、森林資源への環境負荷を低減、温室効果ガスの削減に貢献。また 「SMBCグリーン預金」 に参加し、環境保護への活動に取り組んでいます。また、加工時に発生する木くずも最大活用。集塵装置で集め、ペレット加工し、ボイラーで熱に変換、木材の乾燥工程や宿舎の生活などに利用しています。

エコロジカルな「桐」

NORMAN® の木製製品は主に植林材の「桐」を使用しています。桐材は成木になるのが早く(桐:7~15年 バスウッド:20~30年 檜:40年)、炭素の吸収率が高いため、森林伐採による環境破壊阻止や、地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出の抑制に効果があります(カーボンオフセット)。

化学物質の削減

工場では、環境へ影響を与える化学物質の削減に力を入れています。例えば、VOC(揮発性有機化合物)を含む油性塗料から、水性塗料の使用量を増やす取り組み。2020年、2015年比で油性塗料使用量20%減少を達成し、2025年までに40%減少と目標を引き上げました。

「資源を無駄にしない」
という意識

製品製造時の設備オイルの再利用、昼光を利用した工場、使用済み段ボールを切断・結合して再利用、自動コンテナ積載システムを導入し、出荷時のコンテナスペース利用率を20%改善など、限りある資源を有効活用することを重視した工場運営を行っています。

年間水使用量を大幅削減

NORMAN® 製品の製造工程ではあまり水を使いませんが、一部製品で必要となります。水資源を無駄にしないために、製造工程の積極的な改善や生活用水への再利用を行い、2020年、水使用量が前年比-25%の減少となりました。毎年、継続的な生産拡大を続ける中で、驚異的な削減といえます。

ジェンダーイコールと
基本的人権の遵守

グループ全体の男女比率は50 : 50 %(2022)。待遇や福利厚生、昇進なども男女間で平等に扱うほか、世界各国の工場では現地の優秀な人材を登用し、研修プログラムを行い、次世代スタッフを育成しています。また、従業員の基本的人権も尊重し、人権に関する規制(児童労働/差別/強制労働の禁止/反ハラスメントなど)遵守しています。

発展途上国の雇用促進

2014年、生産拠点拡大に伴いカンボジアに新工場を建設しました。従業員やその家族が安定的な生活を送れるよう、法定最低給与より5~22%高い初任給を支給、労働組合の設立、第三者公平機関による人権監査、無料の宿舎と食堂と、従業員に魅力的な雇用環境を提供しています。

教育支援と多様性の尊重

アメリカでは自閉症関連の慈善団体への寄付や地域の教育支援を、台湾では多段階にわたる奨学金を提供する私立財団を設立しました。工場では民族や国籍、性別を問わない従業員の雇用形態を推進するなど、あらゆる面で社会的平等の世界を実現したいとNORMAN® は考えています。

Recycle Project

ローマンシェードが
トートバッグに生まれ変わる

やわらかな雰囲気が人気のローマンシェード。アメリカ向けの生地のうち、廃番となった生地を再利用して、オリジナルトートバッグを制作しました。日々の使いやすさにこだわり、自社工場の縫製担当と試行錯誤。サスティナブルの意識から生まれたアイディアです。